立派なカブトムシ しょっぱいカブトムシ

kabuto
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カブトムシと言えば男の子達の憧れる昆虫の一つで、
その特徴と言えば額にデカデカと携えた立派な角にあると思います、
世界には何と千種類以上のカブトムシが確認されており、
カブトムシの形も千差万別です、中には「これホントにカブトムシ?」
と疑いたくなる様な姿のカブトムシもいます、今回はそんなカブトムシをご紹介します。
 

アジア最大のカブトムシ コーカサスオオカブト

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カブトムシの中でもアジア最強といわれるのが、この「コーカサスオオカブト」です。
コーカサスオオカブトは額に大きな三本の角を持ち、体長何と13cmにも及ぶ大型固体で、
日本のカブトムシがいいとこ体長8cm程度なので、約2倍近くのサイズを持つことになります、
その巨大な体から繰り出される角の一突きや、角で挟み込んで相手を持ち上げる馬力など、
同じ区域に住む他のカブトムシを寄せ付けない強さを備えています。
 

南アメリカ最大のカブトムシ ヘラクレスオオカブト

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対してアメリカ大陸で最強といわれるカブトムシがこの「ヘラクレスオオカブト」です。
身体と同じくらい巨大な二本の角を持っており、その立派な角に圧倒されます、
角の一本は額から、もう一本は胸の辺りから生えており、この二本の角で相手を挟んで使います、
体長は平均14cmほどで、コーカサスオオカブトよりも若干大きいです、
 
意外と知られていないのですが、ヘラクレスオオカブトは身体のコンディションによって色が変わります、
空腹だったり、水分が足りなかったりすると背中の羽の色が黄色くなり、
満腹になると黒色になります、空腹時は餌を探す為に危険な区域を移動することが多く、
植物や樹木の背景に色を似せて擬態する為に獲得した体質なのではないかと言われています、
カブトムシを飼育している方にとってはお腹が空いているサインにもなります、
体色は黒色を維持した方が長生きするので、飼育するならなるべく黒色の状態を維持してあげたいものです。
 

食用カブトムシ サイカブトムシ

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サイカブトムシはアフリカ、ヨーロッパ、アジアなどに広く分布しているカブトムシです、
体長は3~4cmと小型で、角は小さく内側に反り返った形状をしています。
サイカブトムシは成虫、幼虫共にサトウキビなどを餌としているため、
ヨーロッパではカブトムシは基本的に害虫扱いされることが多く、飼育されることは稀です、
 
数が多く捕獲が簡単なので、東南アジアの地方ではサイカブトムシを食料にする文化があります、
成虫はフライや蒸し焼きで調理し、幼虫は水につけてから炙り焼きにして食べるそうです、
また中国ではカブトムシの幼虫を精力剤として利用される文化もあります。
 

飛べない角無しカブトムシ ヘクソドン

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ヘクソドンはマダガスカルなどに生息するカブトムシで、体長は大きくても3cm未満で、
カブトムシの仲間であるにもかかわらず、角が無くカナブンの様な容姿をしています。
ヘクソドンの最も変わっている特徴はカブトムシでありながら飛ぶことが出来ないことで、
羽は退化して身体と一体化してしまい、羽を開くことさえ出来なくなっています、
その為、基本地面を這いずるように移動し、虫の死骸や腐った果物などを食べて生きています。
 

カブトムシもピンキリ

晴れやかな見た目で大空を羽ばたく持つカブトムシもいれば、
ヘクソドンの様に地べたで生きるカブトムシもいるのです、
カブトムシは種類が多い分、その容姿もピンキリなのです。


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