クジラの祖先はカバ!?海へと旅立った哺乳類クジラ

kujira
スポンサーリンク

撮影者:Gabriel Barathieu

クジラの祖先はカバ!?海へと旅立った哺乳類クジラ

youtubeに興味深い動画があったのでご紹介します、クジラが世界最大の哺乳類であることは有名ですが、実はクジラの祖先は元々陸上生活をしており、カバや牛の仲間から進化したことをご存知でしょうか?この動画はクジラの祖先が今のクジラに進化する軌跡を描いています、進化の途中、水中生活に適応するために手足を小さくしてヒレ状にしたり、頭の先が小さくなっていくなどです、これらの進化は泳ぐときの抵抗を無くす為に行われてといわれています。今回はそんなクジラの祖先についてご紹介します。

 

地上を捨て海へ!クジラの祖先が海を選んだ理由

一番の理由は水中で生きるライバルが少なかった為です、かつて水中にはプレシオサウルスといった首長竜が生息していましたが、恐竜が絶滅し哺乳類の楽園となった5000万年前の始新世時代では、哺乳類達にとって未開拓の領域だったのです、そこに目をつけたのがクジラの祖先です、500万年ほどかけて水中生活に身体を進化させていきました。

当時自分達以外の大型哺乳類のライバルも少なかった為、エサを取りやすかったに違い有りません、また自分達を襲う外敵も存在しなかった為、生き残ることに関しても有利だったのです、また水中は陸上に比べると温度の変化があまりない為、生活もし易かったのだとか。

 

クジラの同期?クジラと共に海を選んだ哺乳類

同じ時期にクジラと同じく海を選んだ哺乳類がいます、それはジュゴンやマナティの祖先達です、彼らの祖先はゾウの仲間で彼らも水中での生活を得意としていました、同時期に海へ移動し始めたクジラの祖先とジュゴンの祖先、一見住処が競合していてライバルになりそうですが、そうはなりません、何故ならクジラの祖先は肉食で主食は小さな魚や貝の仲間、ジュゴンの祖先は草食で主食は海藻や藻、エサが競合するわけでもなく、お互いを捕食するでもないその関係はライバルというよりは同期の仲間といった方が適切だったのかもしれません。

 

海へと旅立った哺乳類クジラのまとめ

クジラの祖先が陸から海へ旅立った進化の奇跡如何だったでしょうか?5000万年前の始新世時代、哺乳類にとって未知の領域だった海の世界、そんな環境へ果敢に挑戦したクジラやジュゴンの祖先達、彼らの末裔は現在も海の中で繁栄しています、未開拓の世界へ挑戦する心が彼らを繁栄に導いたと考えると、今何かへ挑戦することへの勇気が、ほんの少し沸いてくるように思います、私達人間も彼らに負けないように常に挑戦する心を忘れずにいたいものです。


スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る