著作者: Ravenelle
気まぐれでマイペースなネコ達
飼い主のアナタは家の仕事が一段落して、
我が家の愛ネコを構ってあげようと近づいたら
我が愛ネコにはそっぽを向いて逃げらてしまいます、
仕方ない一人で遊ぶかと、テレビゲームのスイッチを付けしばらくすると、
そっぽ向いていたネコが構って欲しそうにうろうろ、
キリが悪いからと無視していると、
ゲーム機をいじり始め、終いにはリセットボタンをポチリ、
「さっきの逃げ出した癖に今頃になって来るのかよ」と、
文句を言いつつも結局構ってあげたのでした、
ネコはマイペースで基本的に飼い主の言うことなんて全然聞いてくれません、
対してイヌは常に飼い主のことを優先してくれますし、忠実で従順です、
どちらも人間社会に生きる動物として長く親しまれていますが、
それが各動物達の社会性が人間の生活にマッチしているからこそ出来たことです、
そしてこの反応の違いが生まれる原因は、
ヒトとネコ、ヒトとイヌの関係のあり方の違いにあります、
ネコにとってヒトはネコと同類！？
ヒトにとって、イヌ・ネコは共に大切な家族の一員として扱われることが多いでしょう、
対してネコは元々単独で行動する生き物なので、
大人になったネコは家族と一緒に生活することはしません、
ではネコにとって、ヒトはどんな存在なのでしょうか？
大人のネコは単独行動、ですが子ども時代は親と一緒に生活します、
飼いネコはまだ自分は子どもであると思っている子が多いそうです、
そうネコにとって「ヒトは飼いネコの親と認識されている」のが通説です、
それどころかネコにとって、ヒトも自分も同じ種族と認識してる様子なのです、
ヒトとヒトとも思わない、ある意味それがネコの認識なのです。
イヌとネコ、ヒトへの認識の違い
最近の研究でイヌとネコでヒトに対する認識の違いが全く異なることが判ってきました、
イヌはイヌ同士と接する時と、ヒトに対して接する時では明確な違いがあり、
イヌはイヌとヒトという種族が違うものであるととはっきり認識していることがわかりました、
対してネコはネコ同士で接する時と、ヒトに対して接する時の差異が殆ど無く、
自分達ネコとヒトが同じ種族だと思い込んでいる節があると考えられています。
ネコは元来イヌよりも賢い動物と捕らえられがちですが、
この点を見るとそうとも言い切れなさそうです。
ヒトとネコの関係まとめ
ヒトとネコの関係如何だったでしょうか？
母子関係とは言え、「自分とヒトを同じ種族と考えている」と思うと、
ふてぶてしい態度諸々もある意味納得がいくのではないでしょうか、
ネコにとってはそれで全く問題無いかもしれませんが、
我々ヒトが他のヒトと接する時は自分の立場をわきまえた立ち振る舞いをしたい所ですね。
