褒めて憶えるイヌのしつけ

tarewanko
スポンサーリンク

撮影者pmarkham

憶えてくれないイヌのトイレ

イヌを飼っていてトラブルが起こりやすいのは、トイレに関することではないでしょうか。
残念なことにイヌは自身のニオイを気にしないので、床やベッドにおしっこを好き放題にばら撒いても、
あまり気にならず、トイレを自然には憶えてはくれません、なので飼い主側が教えてあげないといけません。
でもこのしつけ間違って行われていることが多いので注意しなければいけません。

 

やってはいけない叱るしつけ

間違いがちなしつけの方法に、イヌがおもらしした時に激しく怒ったり、ケージに押し込めたり等の、
悪いことをした時に罰を与えるタイプのしつけ方法です、
この場合イヌはおしっこをして何故自分が叱られたのか理解が出来ません
結局おしっこしたこと自体が悪いことなんだと勘違いして、
尿意を催すたびに申し訳なさそうに尻尾を巻くことになってしまいます、
ではイヌに正しく理解してもらうにはどうすればよいのでしょうか。

 

しつけの基本、パブロフのイヌについて

行動学の有名な実験にパブロフのイヌがあります、
ベルが鳴ったら、エサをあげるという行為を何度も繰り返します、
すると次第にベルが鳴るだけで、喜んびイヌがよだれを垂らしたりする様になります、
「ベルが鳴ったらエサがもらえる」ということをイヌは理解したのですね、
これはイヌのしつけ全般に応用することが出来ます。

 

褒めて憶えるイヌのしつけ

例えばイヌがトイレをしたさそうにうろうろし始めたら、
飼い主がイヌをトイレの前に誘導して座らせます、イヌがトイレの上でおしっこすることが出来たら、
褒めてあげる、エサをあげるなどをして報酬をあげます、
これを何度も繰り返すことで、イヌは「トイレの上でおしっこをすると褒めてもらえる」
と憶えてくれます、次第にこちらがトイレに誘導するアクションを起こさなくても、
自然にトイレの上でおしっこが出来る様になるのです。
この方法はトイレトレーニング以外にも、応用すれば様々なことを学んでもらえます、
飼い主が「お手」といって手を握りエサをあげることを何度も繰り返すと、
お手をと言ったときにイヌの方から手を差し伸べてくれるなどです。

 

褒めても憶えない猫のしつけ

対してネコは自然にトイレを学んでくれます、トイレをないがしろにすると、自分にニオイが付き、
ニオイを気にするネコは自然とトイレを憶えてくれるのです、
きちんとしないと後で罰が来ることを知っているのです、
でも上に書いたイヌの学習方法はネコには殆ど効果がありません
なのでヒトがしつけの為に褒めたり、叱ったりしても、
ヒトに見られたせいで叱られたと考えるので全然効果がありません、
ネコは自分自身の起こした行動が原因で罰を受けないと学習の効果が薄いのです、
トイレを適当にやったらニオイが付いて嫌な気分になったなどが典型例ですね、
因果応報を信条にしているといっても過言ではないかもしれません。

 

イヌのしつけまとめ

イヌのしつけに関する記事いかがだったでしょうか、
イヌはヒトに褒めてもらったりすることが大好きです、
きちんと出来た時は愛情をもって目一杯褒めてあげましょう、
飼い主だって叱って教えるよりも、褒めて教える方がずっと気持ちいいのです、
ヒトからヒトに物を教えるときも同じかもしれません、
怒って教育するよりも、褒めて教育する方がどちらも気持ちがいいはずです、
ヒトに物を教えるときは言葉を選んで行いたいものです。


スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る