撮影者:Jeriff Cheng
寝る子は育つ?ひたすらに寝続ける猫
今日は休日、でもあいにくの雨模様、平易に溜めていた各種家事や、
部屋の掃除や片付けで追われる中、部屋のシーツの上でぐうたら寝ている我が愛猫、
半日作業してお昼を食べてもまだ寝てる、心配して呼んでも尻尾を振るだけで寝続ける始末
これではうちの子はニートないですか(泣)飼育の仕方が悪かった?更生させてあげないと、
さすがにここまで危機感を持った飼い主さんは少ないかもしれませんが、
ちょっと心配になる飼い主さんはいらっしゃるかもしれませんね。
でも心配はいりません、元々ネコは寝る時間の長い動物です、
始終寝ていることから「寝子」→「ネコ」となったという説もあるほどです、
その寝る理由はネコの習性を考えると見えてきます。
果報は寝て待て、好機を伺うネコ
雨の日はひたすらに寝ていることが多いネコ、何故寝るのか?結論から言うと
「雨の日はエサが取れないから」です、ネコは元々生粋のハンター、
でも雨の日は狩りの対象である小動物達が外に出ず、狩りが捗りません。
ネコは元々単独で生活しているので、エサも一人分で十分、
また基本的に一箇所に定住して、狭い範囲の狩場で獲物を待ち構えます
分の悪い日は狩り一日お休みして自宅でのんびりしてたって問題無いのです、
どうせ狩りをしないなら、エネルギーを消費しない様に寝ていようとなる訳です、
冬に食べ物が無いから冬眠を1日単位でやるイメージでしょうか。
その雨に日に寝る習慣が今でも残っている為、のがその原因です
雨の日のイヌは普通に元気なのは何故?
対してイヌの祖先は集団で生活しており、狩りの対象は中型から大型の動物で、
雨の日でも関係なく外で活動しています、またイヌの祖先は広い範囲を移動しながら、
狩りをしている為、今日はお休みで自宅でのんびりという気ままな生活は送り難いのです、
雨の日にイヌとネコで差が出るのはこの為です、でも雨の日は散歩をしてもらえないし、
暇だから仕方なく寝るというワンちゃんはいるかもしれません。
雨の日のネコはひたすら眠いまとめ
個人として生きる猫と集団生活を生きるイヌ、
さしずめ個人事業主のネコ、サラリーマンのイヌを行ったところでしょうか、
話が逸れましたが、ネコが雨の日に寝ているのは、エサの少ない分の悪い勝負は避け、
エサが豊富にある日は来るのを待っている為です、
私達ヒトも同じように、頑張り続けずに、調子の悪い日は一度休んで、
クールダウンしてから再開してもバチは当らない気がします。