風変わりな名前を付けられた動物達

kirakira
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近年お子さんに風変わりなキラキラネームをつけるご両親が増えていると言われますが、
動物にも変わった名前をつけられている動物は沢山居ます、
日本での和名のつけ方は自由度が高く、風変わりな名前をつけられている動物も多いです、
今回はそんなちょっと変わった名前を付けれれた動物達をご紹介します。
 

オジサン-名は体を表す

あれ、サイト開き間違えたかな?と感じたアナタ、間違えてないのでページバックはやめてください、
オジサンはれっきとした魚の和名で、親戚がいなくてもオジサン、例えメスでもオジサン、
もちろんオジサン同士で交尾もします、その筋のヒトが喜びそうな話題ですが、
残念ながらイケメンとは程遠い姿で、名前の由来が口元に生えた髭がおっさん臭い為に名づけられた為です、
味は煮物や揚げ物にすると美味しいそうで、日本のどこかで「今日の晩御飯はオジサンにする?」
なんてシュールな会話が行われていると思うと変な笑いがこみ上げてきます。
 

ヘイケガニ-落ち武者の呪い

背中の甲には、幾多の独特のくぼみがあり、甲羅の左・右・下の部分にそれぞれ対応する、
円形のくぼみが出来ていて、怒ったヒトの顔のように見える上に、
甲羅の顔に当たる部分だけ紫色に不気味な色づけられていて、
平家の落ち武者の呪いなんて呼ばれるのも納得です、
ヘイケガニの仲間でキメンガニという種類もあり、前述のくぼみの他、
疣のような模様が数多くあり、鬼面の名前通りおどろおどろしい形相に見える、
きっと自然界では、背中の模様を使って外敵を驚かして、生き残ってきたに違いない!
何て思いたくもなりますが、ヘイケガニ達は普段は二枚貝の半片を背負って身を隠しているので、
甲羅の模様を披露する機会は殆どありません、見た目のわりに立ち居振る舞いは意外とシャイなのです。
 

アリジゴク 成長すると名前が変わる虫

トラップを仕掛けてアリを捕食することで有名なアリジゴク、
実はある虫の幼虫段階で、成虫になると見た目も住む場所も全く異なる虫になります、
アリジゴクが蛹となり、変態して成虫となった姿がウスバカゲロウです、
1~2年程度をアリジゴクとして暮らし、成虫になった後は2~3週間程度は生きていけます、
アリジゴクの時は3ヶ月程度は絶食しても生きていけます、また捕食の対象は実はアリだけではなく、
時には自分とおなじアリジゴクを共食いしてしまうこともあります。
 

キツネメバル-赤いタヌキと赤色キツネ

キツネメバルやタヌキメバルなど、他の動物の名前を借りた魚もいます、
ただし見た目がキツネやタヌキに似ているかといえば全くそんなことは無く、
さらにタヌキメバルとキツネメバルは、その道のプロでも見分けがつきにくい程そっくりで、
実は二つは同じ種類なのではないかといわれている程です、
筆者は発見者がお遊びでつけた名前なのではないかと思っています。
実は意外とよく釣れる魚で築地でも扱ってるそうですが、
鮮度が悪くなり易い為、あまりお店には並ばないそうです。
 

風変わりな名前を付けられた動物達まとめ

変わった名前の動物達をご紹介しましたが、如何だったでしょうか?
動物によってはバカガイやアホウドリ、メクラウナギなど、差別的な名づけられ方をした、
不憫な動物達もいますが、逆にテンサイガイ、ユウシュウドリ、
なんてあまりに大げさな名前を付けられたとしても、それはそれで不憫です、
これは子供の名前を付けるときにも同じだと筆者は思います、
例えば「賢」なのに賢くないとか、「希」なのにネガティブな性格など、
名前負けしているヒト達です、流行のキラキラネームについても同様ですが、
親は自分が実現できなかった理想や希望を反映した名前をつけたがります、
でも親が持っていない特徴を子供に名づけるのは考え物で、
遺子供は伝子上親に近い性質になる為、名前負けし易くなるでしょう。
身の丈にあった名前とを付けようとはいいませんが、
親の理想よりも誰もが親しみやすく呼びやすい名前を考えてあげたいものです。


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