イヌの祖先はオオカミ!?

著作者: gcalsa
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撮影者:gcalsa

イヌの祖先はオオカミ!?

私達にとって身近で親しまれているイヌ達、
ペットとしてだけでなく、様々な分野で活躍している彼らですが、
実はその祖先がオオカミやジャッカルであることをご存知でしょうか?
ここではその昔、狩人だった昔のヒト達が、
イヌに祖先であるオオカミ・ジャッカルとどのように出会い、
生活してきたかをご紹介します。

自然に生まれたヒトとオオカミの関係

ではヒトの祖先とイヌの祖先オオカミの関係はどう始まったのでしょうか?
始まりは旧石器時代まで遡ります、当時のヒトの祖先は狩猟民族で、
獲物である大型の獣を大勢で協力して狩り、生計を立てていました、
大型である故に全員が満腹になってもまだ残ってしまう肉、
余った肉を目当てにオオカミ達が近寄って来ます、
ですが不思議なことに、ヒトに近づいたオオカミ達はヒトを襲わず、
ヒト達も残りの肉を食べるオオカミ達を追い払うことは無かったそうです、
こうして自然発生的に※ヒトとオオカミの関係は始まったとされています。

※オオカミの家畜化ですが、不思議なことに近代に入ってから
多くの専門家が研究していますが、未だに成功例がありません、
ヒトのイヌとの関係の始まりには未だ多くの謎があるのです。

イヌの祖先のお仕事は今も昔も番犬

肉の残り物を求めてヒトの所へやってくるのは、
オオカミだけではありません、トラやクマなど人間を襲う獣たちもやって来ます、
ですがオオカミ達はヒトの回りを囲み、猛獣達が近づいたときに吼えて威嚇し、
追い払っていたといわれています、今も昔も番犬としての役割は同じだったのですね
なお現在はペットとしての癒しにフォーカスが当ることが多く、
家庭に番犬として飼っているという方は少数派かもしれませんが。

ヒトとオオカミ win-winの関係

番犬としての地位を確立したオオカミ達、
でもオオカミ達の力はコレだけではありませんでした、
鼻が良く効く彼らは、大型獣がいた痕跡を上手く探すこと出来たため、
次第にヒトに頼られる存在になっていったのです、

またオオカミ達にとってもヒトの存在は無くてはならない存在になっていました、
大型獣をハンティングする時、自分達の体格では全く大型獣には歯が立ちません、
ですが自分よりも大きな体格を持ち、大人数ながらも統率のとれた狩猟方法で、
大型獣を要領良く狩ってくれるヒトの存在は、非常に頼りがいのある存在だったのです。

こういう関係があったからこそ、自然発生的にヒトとオオカミが繋がっていったのかもしれませんね。

ヒトとイヌの関係まとめ

ヒトとイヌの祖先の関係の始まり如何だったでしょうか?
ヒトとイヌにとって相互に利益のある関係だったからこそ、
一緒の生活を続けることが出来たのかもしれません。

仕事をするときのパートナーと選ぶ時も同じかもしれません、
相手を利用するだけの関係は長続きしないはずです、
相手が自分に何をしてくれるか、自分が相手に何が出来るか、
を良く理解してから相手を選びたいですね。


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