- 2016-1-10
- 野生動物達のトリビア
- ウナギ, エイ, ゴンズイ, 毒のある魚, 野生動物達のトリビア
スポーツとしてフィッシングを楽しんだ後は、釣った魚をその場で料理し、
食事も楽しみたい所ですが、海や川の魚には毒を含むものも多く、
選んで食べないと大変なことになることも、今回は毒をもつ魚や、
日常食べているけど、意外を毒をもっている魚をご紹介します。
ゴンズイ 画像はコチラ
細長い身体と特徴的な縞模様の体色が目を引くゴンズイ、
太平洋に広く分布しているので、海で釣りをすると結構な頻度でかかるこのゴンズイですが、
ゴンズイの背中と胸についているヒレの部分に毒があり、
これに刺されると刺された部分が真っ赤に腫れ、最悪の場合壊死することがあります、
ただしこの毒はたんぱく質なので、しっかりと火を通せば問題ないほか、
ゴンズイの身自体は上品な淡白な味わいで結構美味しいので、釣り人の間では人気なのだとか、
ただしこの毒、本体が死んでいてもしっかり機能するので、調理には細心の注意を。
キタマクラ 画像はコチラ
キタマクラは東北よりも南の太平洋で広くつれるフグの仲間です、
キタマクラはお釈迦様が亡くなった時、枕を北向きして寝ていたことから、
死者が眠る方角として、非常に縁起の悪い言葉として有名です、
このキタマクラの名前の由来のこれが元になっており、身体の表皮や内臓など、
至る所に毒をもっているこの魚は、食べればあの世行き間違いなし、
という意味合いで不名誉な名前が付いたそうです。
一応身体の肉の部分は毒が無いので、内臓を適切に取り除けば食べることも出来るそうですが、
あまり食すことは推奨されていないようです。
ウナギ 画像はコチラ
贅沢品として名高いウナギ、何食わぬ顔で私達は食べていますが、
実はウナギも列記とした毒をもつ魚の一つです、
ウナギの血液には毒があり、生で食べると実は非常に危険なのです、
この毒はたんぱく質由来なので、きちんと熱を通せば大丈夫です、
ウナギがスポーツフィッシング中に釣れるというのは稀かもしれませんが、
もし仮にウナギを吊り上げてしまっても、生では食べずに、
しっかりと加熱調理して食べないと、酷い目に合うかもしれませんよ?
アカエイ 画像はコチラ
アカエイはエイの中でも特に美味しい魚として有名で、料亭などでも普通に出される料理です、
ただしエイも例に漏れず毒をもっている魚で、刺されると激痛が走り、
最悪の場合ショック死するという大変に危険な毒です、
その毒はエイの尻尾の中腹から生えている、小さなトゲにあり、
吊り上げてしまった時は、この部分に注意しなければなりません、
食べようとせずにさっさとリリースするのが身の為かもしれません。