自然界の婚活事情!動物達で言う男らしさとは

kuzyaku2
スポンサーリンク

男らしい奴は派手!クジャクの婚活事情

ヒトの社会では、煌びやかな衣装で女性にアプローチする男性がいますね、
これと同じことを自然界でするのが動物がクジャクです。
クジャクぼオスは自らの煌びやかな羽を広げて愛しのメスにアピールします、
写真がそのシーンで奥側がオスで手前にいるのがメスです、
二匹が同じ種とは思えないほどに見た目が違いますね。
求婚を申し込むのは通常オスなのでメス側は小奇麗にする必要は無いのです、
またこの派手さがなぜ男らしさに繋がるかというと、
自然界では派手な格好をしていると外敵に見つかり易いため狙われやすくなります、
逆に言えばコレだけ派手なのに生き残れるほど俺はタフなのだとアピールすることに繋がります、
より派手であれば派手であるほど自身の強さを証明してくれるという訳、
でこういったアプローチは鳥類や魚類に良く見られます、
筆者としては派手に自分を取り繕うよりも、周囲にカモフラージュして上手く隠れることが出来て、
自分は生き残る術に長けているとアピール出来たほうが建設的だと思うのですが・・・

 

男らしい奴はデカい!オオアメンボの婚活事情

ヒトの社会では身長の大きい男性の方がモテルといわれています、
これと同じようにアメンボの世界でも身体がデカいほうがモテるようです、
オオアメンボのオスは愛しのメスを見つけると、
足を小刻みに震わせて水面に波を出して求愛行動をします、
メスはこの波を基準にしてオスを相手にするかを判断します、
「オスが出した波と身体の大きさに何の関係があるの?」と思うかもしれませんが、
波はオスの身体が大きいほど、大きくダイナミックな波を出すことが出来ます、
その為メスにとっては求愛行動の波を見るだけでオスの底が知れてしまうのです、
ちなみに判断に悩むときはメスのボディチェックが入ることもあります。

amenbo
※下にいるのがオス、上にいるのがメスです、
決してオスを沈めようとしたり食べようとしている訳ではありません、
交尾の時はこの上下が逆になります。

 

男らしい奴が経済力がある!カワセミの婚活事情

男らしさを見せるなら経済力を見せろという男性も珍しく有りません、
それを自然界で行っているのがカワセミです、
カワセミは意中のメスに食べ物をプレゼントしてメスの気を引こうとします、
メスがそのプレゼントを受け取ったらカップル成立です、
これを求愛給餌と言ってエサが大きければ大きいほどカップル成立率が高くなるんだとか。

 

絶対メス優位!自然界の婚活事情

さてここまで読み進めた方で「アプローチするのはオスばかりで、何故メスからのアプローチは無いんだろう?」
と思う方がいらっしゃると思います、 その原因は出産・子育てに伴う労力がメスの方が大きいことにあります、
交尾の後子どもが生まれるまでに、極端な話オスは別のメスとも交尾が出来ますがメスはそれが出来ません、
また子育てについてもメスが卵お温めているときにオスは他のメスと交尾をすることだって可能です、
メス側は一度に多くのパートナーを選べないだけにどうしてもオス選びに慎重になるのです、
オスとしては一人でも多くの子孫を残すべくより多くの相手を魅了することが重要になってきます、
この辺りの事情が絶対メス優位の状態になる原因なのです。

 

自然界の婚活事情!動物達で言う男らしさまとめ

自然界の婚活事情についてレポートしましたが如何だったでしょうか?
昨今ヒトの社会では婚活という言葉がすっかり定着していますが、
自然界のオス達も結婚相手を探すのにヒト以上に奮闘していることがお分かりいただけたかと思います、
でもヒトの婚活が結婚することがゴールではなく、その後の家庭を二人できちんと作っていけることが、
一番大事なことでは無いかと筆者は思っています、結婚してすぐ離婚するのでは意味が無いですからね。

※ここの記事では自然界のオスは交尾のことしか考えないように映るかもしれませんが、
父親と母親とで交代で卵を温めるペンギンや、オスが子育てを担当するタツノオトシゴなど、
オス側がメスに協力的な動物だって沢山いますので誤解の無いようにお願いします。


スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る